ヒゲなどのムダ毛を剃るためにカミソリを使用していることかと思います。
私の知る中には1年近く同じ刃で髭剃りを続けている人も居ましたが、基本的にオススメできません。
このページでは
- カミソリの寿命
- 交換のタイミング
- 交換しないで使い続けるとどうなるか
について解説します。
この記事に書かれていること
カミソリの寿命は約2週間
最初に申し上げると、カミソリは約2週間後とに新しいものに交換してください。
これはメーカーがが推奨している交換頻度になります。
体毛というのは思った以上に堅いもので、カミソリの刃は剃っていくうちに摩耗されていき損傷しています。
そのためカミソリの刃程度では相当なダメージが重なっていきます。
毎日ヒゲを剃っている人の場合、2週間で約14回は髭を剃っていることになります。
そうなってくると2週間で確実に交換する必要が出てきます。
※数日に1回しかカミソリを使わないという方はもう少し長い頻度で利用しても問題ないかと思います。
カミソリの交換のタイミング
カミソリを交換するタイミングを見極める方法はいくつかあります。
どれくらい使ったか?
上記の説明の繰り返しになりますが、メーカーが推奨している2週間を目途に交換することをおすすめしています。
切れ味で判断
カミソリを使っていると、購入したばかりの時に比べて明らかに「切れ味が落ちる」ということはありませんか?
そのように感じ取ったらすぐにでも交換することをおすすめします。
恐らく刃こぼれしていることでしょう。
髭剃り時に、突っかかりを感じたり、剃り残しを感じるようになったら、すぐに交換するべきです。
錆びてきている
目に見えて錆を確認できるようになったら、即座に交換しましょう。
錆びてくると切れ味は格段に落ちてしまいます。
毎日きちんと洗っているつもりでも、カミソリの性質上錆びてしまうことは避けられません。
またヒゲを剃る場合、必然的に洗面台やお風呂場などにカミソリを置いていることかと思います。
このような場は水気・水分が多いため、保管しているだけでも錆びやすくなってきてしまいます。
刃に毛詰まりを感じた
剃るたびに洗っているけど、だんだん刃に毛が詰まってしまった。
このような場合もカミソリの交換をするべきです。
刃に毛が詰まっているという事はそれだけ使用しているという事にも見て取れますし、なにより毛が詰まっているために肌が刃にきちんとあたっていません。
臭くなったら
他にも、あまり嗅ぐことはないかと思いますが、臭いから交換タイミングを考察することもできます。
刃で肌を削るシェービングという行為は、必然的に皮膚表面の皮や皮脂まで剃っていることがほとんどです。
そのため神露紙に付着した皮脂などを取り除かないでおくと菌が増殖し、その菌が徐々に臭いとして現れます。
カミソリを交換しないとどうなるのか?
カミソリを交換しないで使い続けると当然ながら切れ味が落ちます。
切れ味が落ちると、当然ながら剃る回数が増えてしまいます。
カミソリは肌に刃を当てる行為ですから、剃る回数が増えれば増えるほど肌が荒れるリスクが高くなります。
そうなると炎症や肌を切ってしまう可能性があります。
また交換しないカミソリは端的に言うと汚いです。
- 皮脂を吸収しまくっている
- 水場に置いてある
- 水洗いを繰り返した
などの理由で菌が増殖しまくっています。
そんなカミソリで肌を剃り続けていれば、肌荒れやニキビ、吹き出物が出てきてしまいます。
せっかく清潔感を出そうとヒゲをはじめとしたムダ毛を処理しているのにも関わらず、かえって不潔になるのは本末転倒です。
少しでも長く使うためには
まとめると
- カミソリの寿命は約2週間(14回程度の使用)
- 「切れなくなってきた」「錆びてきた」「毛詰まりを起こした」「臭いを感じる」ようであれば交換は必須
- 使い続けると肌荒れに繋がる
また少しでも長く使うための方法もいくつかあります。
1つ目は重曹を含んだ水に付けること
そうすることで雑菌や皮脂の汚れを落としてくれます。(ただし錆びについては仕方がないのであくまで一時的な措置)
2つ目がシェービングクリーム等を使うこと
これらを使うことでヒゲを湿らせ毛を柔らかくすることがで刃こぼれを軽減し、クリームによって摩擦を軽減させることもできるので肌にも優しいです。
3つ目がヒゲを剃る前に肌を温めること
肌をぬるま湯や蒸しタオルなどで温めることで、ヒゲが柔らかくなり刃こぼれしにくくなります。
これにより刃の滑りを良くするだけでなく、多少長く使いまわせるようになります。
1と2がメンドクサイのであればこれだけでもやってみる価値があります。