朝起きて毎日ヒゲを剃っていると、カミソリで負けてしまい肌が荒れることはありませんか?
ヒゲを整えるというのは身だしなみの基本中の基本であるため、避けては通れないません。
せっかく身だしなみを整えて清潔感を出そうと思ったのにも関わらず肌が荒れてしまい、返って不潔になってしまっては目も当てられません。
そこでこのページでは、髭剃りを行って肌が荒れてしまう人に向けて、肌荒れを引き起こしてしまう原因と、おすすめの髭剃り方を紹介したいと思います。
この記事に書かれていること
髭剃りで肌が荒れてしまう原因
カミソリは肌を傷める行為
基本的に髭剃りというのは、カミソリの刃を肌に当てて毛を剃ります。
そのときに、肌の表面にある角質までも一緒に削り取ってしまいます。
それが原因で、肌が荒れてしまいます。
角質が傷を負ってしまうと、肌の水分が逃げてしまったり、外部の雑菌などの刺激に対して敏感になぅってしまいます。
加えて、肌が傷をつくとそれを守るために皮脂が過剰に出てしまい、油を求めてニキビの元であるアクネ菌が増殖してしまいます。
毛を引っ張ってしまっている
丁寧にヒゲを剃ったり、カミソリに比べて肌へのダメージが少ないシェーバーを利用していても、ヒゲを剃るときにシェーバの刃が毛に引っ掛かり肌を引っ張るような形で抜いてしまうことで、肌荒れの原因になることがあります。
毛が引っ張られてしまうと、肌が荒れるだけでなく毛が埋没してしまい、黒い点のようになってしまう可能性があります。
肌荒れ対策とおすすめの髭剃り方法
上記の原因を踏まえた上で、肌荒れを防止するための対策と髭剃りの方法についてご紹介したいと思います。
起きてすぐにヒゲを剃らない
起きてすぐのタイミングですと、肌が膨張している(いわゆるむくんでいる状態)であるため、ある程度血行が行き届いて、肌の状態が良くなってから髭剃りを行う方が良いです。
せめて起き抜け10分から20分くらいの時間を空けた方が、肌に対するトラブルが少なくなります。
顔を洗う
髭を剃る前に、きちんと洗顔をしましょう。
毛穴に詰まった汚れを落としてからヒゲを剃らないと、髭剃りをした肌に雑菌が入ってしまう可能性があります。
肌を温める
シェービングを行う前に、蒸しタオルを顔に当てたり、ぬるま湯で洗顔をすることで肌を温めましょう。
そうすることで毛が柔らかくなり、毛が剃りやすくなります。
加えて、毛穴も広がるので引き抜いてしまっても何もしないよりかは抜いたことによるダメージを減らせます。
剃るときの手順
また剃るときの手順についても考える必要があります。
例えば、剃るときに闇雲に刃を入れるのではなく、きちんと毛の流れを意識することが大切になります。
またついつい剃りやすいから逆剃りをしがちなのですが、よく剃れる反面肌へのダメージをも大きくなってしまいます。
そのため、最初は毛の流れを意識しつつ順剃りをして、それでも剃りのことがあったときに逆剃りをすると肌へのダメージを減らすことができます。
定期的に刃を交換する
ヒゲというのは思った以上に剛毛で、カミソリの刃をすぐに駄目にしてしまいます。
駄目になった切れ味の悪いカミソリで髭剃りを行うと、何回も肌に刃をあてることになり、結果的に肌の負担が増えてしまいます。
メーカーの目安としては、カミソリは2週間に1回、シェーバーは内刃が2年以内、外刃が1年以内と言わています。
シェービングフォームを使用する
シェービングフォームを使用しないで髭を剃っている人はどうやらものすごく多いようです。
シェービングジェルやフォームを使って髭を剃ると、摩擦が軽減され滑らかに毛を剃ることができます。
逆に何も使わずいきなりカミソリで剃ると、硬いヒゲが肌にこすれ合ってしまい肌荒れの原因になってしまいます。
衛生面に気を付ける
カミソリやシェーバーの手入れをしていないと雑菌がついてしまい、それで髭剃りを行うと傷ついた肌から雑菌が入り込んで肌荒れに繋がってしまいます。
カミソリの使用後はきちんと洗い流して、空気が良いところでしっかりと乾燥をさせましょう。
また、カミソリだけでなく、顔を拭くタオルについてもきちんと清潔にしたものを利用しましょう。
水で綺麗に洗い流す。
ヒゲを剃り終えたら、冷えた水で綺麗に顔を洗い流しましょう。
冷えた水で洗い流すことで、剃った毛や雑菌を洗い流しつつ、広がった毛穴を引き締めることができます。
肌を保湿する
顔を洗ったり刃を肌に当てたりすると、肌のバリアとなる角質を削ってしまったり、刃のダメージを補うために油分が分泌されてしまいます。
バリアがなくなれば雑菌による肌荒れになる可能性がありますし、油分が分泌されればそこからニキビの元になるアクネ菌が分泌されてニキビになってしまう可能性があります。
それらを防ぐために化粧水や乳液で、髭剃り後の肌をガードしてあげる必要があります。
肌の質や使っている商品によっては化粧水の刺激が痛くなることもあるので、場合によって乳液のみで保湿して肌を整えましょう。
どうしても肌荒れが治まらない場合は皮膚科へ
肌を傷つけてしまった場合は、肌の状態を清潔にして、濡れたタオルを当てたりして肌を冷やしましょう。
場合によっては保冷パックのようなものを当てるのも良いでしょう。
また掻いたりしまったり、気にしてベタベタ触るのはやめましょう。
人間の手は室内に居ても様々な雑菌に触れているので、その雑菌だらけの手で顔を触ると悪影響を及ぼします。
カミソリ負けしてしまったら、水で洗い流し、乳液などで肌の状態を整えましょう。
それでも痛みが続く場合は、皮膚科で専門的なケアをしてもらいましょう。
肌が悪化して最終的に後にまで残るのだけは防ぐ必要があります。
まとめ
要点としては
- 普段から手入れされている道具でシェービングを行う
- 起きてから10~20分ほど感覚を空けてから髭剃りを行う
- 事前に肌を温めてヒゲと肌をやらげる
- シェービング後は水で洗い流して、肌を引き締める
- 化粧水や乳液で肌を保湿してあげる
ということになります。