毎日髭剃りをしていると、知らず知らずのうちに口周りが黒ずみになってしまっている人もいるかもしれません。
女性と違ってメイクをする習慣がない男性にとって、中々誤魔化すのは難しいかもしれません。
「剃り残しかな?」と思って一生懸命カミソリを当ててるけど一向に良くならないこの黒ずみ。実はこれヒゲの剃り残しではありません。
このページではそんな「ヒゲ周りの黒ずみの原因」と「黒ずみを解消する方法」を解説したいと思います。
この記事に書かれていること
口周りの黒ずみの原因は「色素沈着」
日本ではオシャレでヒゲを生やすという文化はあまり根付いておらず、大多数の社会人はほぼ毎日髭剃りをするのが必須になっていると思います。
髭剃りというのは肌に刃を当てる行為であるため、当然ながら一回カミソリをストロークするたびに肌にダメージを与えます。それを来る日も日も毎日やっていたらダメージは計り知れません。
髭剃りによる肌のダメージは黒ずみとなり鼻の下や口周りに残ってしまいます。
色素沈着が出来る要因としては他にも「紫外線」や「病気」などもあるのですが、髭剃りの場合は「外的刺激」によるものになります。
髭剃りのような摩擦・強い力を肌の外部から加えると、肌は自己を守ろうとしてメラニンという物質を作ろうとします。
津往生メラニンは1度増えても肌の生まれ変わりのサイクルとともに、垢となり落ちるのですが、一時的あるいは慢性的に残ってしまい肌が黒ずんでしまいます。これが色素沈着です。
髭剃りで黒ずみが出来るのを抑える方法
剃り方を見直す
黒ずみができるということは、まず考えられることとして髭剃りの仕方が悪い可能性があります。まずはその剃り方を改善するのが良いでしょう。
髭剃りの仕方が悪いと肌に無駄なダメージを与えてしまい、色素沈着を起こしてしまいます。
例えば、「剃る前に蒸したタオルを肌に当てたり、ぬるま湯で洗顔をする」という動作を髭剃り前にするようにすれば、ヒゲ柔らかくなりカミソリでのストロークがしやすくなります。
またついつい剃りやすいからと逆剃りをしてしまっているという場合は、逆剃りを極力控えてきちんと毛の流れに沿って剃ってあげることで、無駄な力が肌にいってしまうことを避けることができます。
シェービングクリームを使う
シェービングクリームを髭剃り時に使えば、肌の摩擦を軽減することができます。無駄に肌をこすることを減らし、摩擦を抑えれば色素沈着を抑えることができます。
カミソリを電動シェーバーに変える
多くの人が安いのと使い捨てであるからという理由でT字カミソリを好みますが、カミソリよりも電動シェーバーの方が肌へのダメージが少ないです。
普段からカミソリで髭剃りをして黒ずみを作ってしまっているのであれば、電動シェーバーに変えるのも手です。
5枚刃カミソリを使おう
カミソリを使うのであれば、5枚刃以上のカミソリがオススメです。
刃の枚数が少ないとどうしても圧力が1点に集中してしまい、結果として肌にダメージを与えてしまいがちです。肌が傷つくとその傷を守ろうとして色素沈着になってしまいます。
定期的に刃を変えよう
またカミソリの刃は基本的には2週間に1回交換をするというのがメーカーの推奨であります。
交換せずにそのまま使い続けると切れ味が落ちたままヒゲを剃っていることになり、ストロークの回数が増えてしまったり、どうしても剃れないからと無駄に力を加えてしまい、結果として肌にダメージを与えてしまいます。
保湿はちゃんと行う
刃を当てた後は皮膚の表面が削れてしまい、乾燥しやすい状態になります。この状態で放置しておくと肌がカサカサになり赤身やかゆみを生み出す原因になります。
また皮膚が傷をついていると、バリアが落ちているため菌が毛穴に侵入しやすくなったり、肌を守ろうと油分を増やそうと頑張るのですがそのタイミングでニキビ菌が増えてしまったりと、様々な悪影響が出てしまいます。
髭剃り後の肌ケアは色素沈着だけでなく、ニキビなどの予防にもなります。
ビタミンを摂取する
既に色素沈着気味になってしまっているのであれば、ビタミンの中でもビタミンCを取るのが良いでしょう。
ビタミンCはメラニン色素に働きかけて、メラニンを作るのを抑えたり、肌を白くする効果があると言われています。
また血行を良くすることでメラニン色素を排出してくれる効果があると言われているビタミンEも良いと言われています。
ビタミンCはイチゴや海苔などから、ビタミンEはいくら、カボチャなどから取ると良いでしょう。身近で摂取する機会が無ければビタミン剤で代替しましょう。
美白ケアをする
シミ対策に良く使われる美白化粧品にはメラニンを抑えたり、肌を保湿してくれる役割があります。
髭剃りはどうしても肌にダメージを与える性質上、肌荒れを避けられないため美白化粧品を散布しメラニンができないように予防するのも1つの手でしょう。
ただあくまで予防なので、すでに出来たものまでキレイに消せるというわけではありません。
UVケアをする
また色素沈着による黒ずみは何も髭剃りだけが原因ではありません。日焼けによってできることもあります。
UVケアをするクリームを日差しが強い日に塗れば、日焼け予防になり色素沈着の黒ずみを予防することもできます。
皮膚科で薬を処方してもらう
「中々肌が治らない」「どうしても気になる」というのであれば皮膚科に行って診察を受けましょう。
大体の場合は処方箋を渡されますので、医者や薬剤師の指示に従って対応すればおおよその場合治ります。
おわりに
以上、髭剃りによる黒ずみは「色素沈着」であるという話と、その予防法やならないための対処法について解説しました。
ただある程度肌を気遣った髭剃りやアフターケアを行っても、髭剃りの行為自体が肌にダメージを与えるため、完全に予防することはできません。
もし髭剃りによる色素沈着をはじめとした肌荒れが気になるようであれば、髭剃りをしなくて良いように脱毛を検討してみてはいかがでしょう?
私も「毎回髭を剃ると肌荒れを起こしてしまう弱い肌」と「毎日時間と労力が掛かるのが嫌だ」という理由で脱毛を始めましたが、あまりに日々が快適になったため、会う人々に進めるくらいにハマってしまいました。
メンズ脱毛をすることのメリットとデメリットについて体験談を元にまとめましたのでそちらもどうぞ!